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　なんといってもオプションを含めると価格が百万を越えるわけ
で、かってないほどの高価格な電気製品といえる。

　各メーカーも技術・デザイン・コストにしのぎを削り性能も向
上している。現在大型プラズマの市場ではパイオニアが断トツだ
が日立やソニー、松下も魅力的な製品を発売している。

　なんとも個人的なＡＶへの興味なのだが、プラズマのポイント
を整理していくなかで重要なプログレッシブという単語を解説し
たい。

■パネルの解像度。

　プラズマを大別すると、ハイヴィジョン対応かそうでないかが
大きなポイント。間違って対応してないプラズマを買っちゃった
ら必ず後悔しちゃうはず。

　実際、家電店で実機を見れば、その違いは一目瞭然！

　ハイヴィジョン対応かどうかで価格に20万程度の差があります
が、その価格差を考慮しても対応機を買いたいですね。

　値段で選んじゃ駄目ですよ。

　現在ハイヴィジョンを見るにはＢＳ放送（NHK、BS日本テレビ、
BS朝日、BS-I、BSジャパン、BSフジ、WOWOW、スターチャンネルの
8チャンネル）に頼るしか手が無いのだけれど、ハイビジョンって
ほんと綺麗ですよね。

　キレイ過ぎて目が疲れちゃうほど。

　ちなみにハイビジョンは走査線が1125本でインターレース走査
をしています。（用語解説は下）しかし、そんなにテレビは見な
いからね・・・僕にはあまり関係ないのだけど。


　ここで今日のタイトルのプログレッシブの登場です。


まずインターレースとプログレシッブの違いです。

●インターレース方式（飛び越し走査）
　奇数フィールド、偶数フィールドと走査線を
1本おきに画像を表示する方式。 

●プログレシッブ（順次走査）
　走査線を飛ばさずに画像を表示する方式。 
インターレース方式に比べてちらつきが少ない。 

ノンインタレースとも呼ばれています。

　簡単に言えば、地上波のＴＶ放送やビデオデッキ、ＤＶＤプレ
ーヤーが普通のテレビに映し出す画像は「インターレース方式」
ですからパッと見ると完全な一枚の画像に見えますが、実際には
走査線を一本飛ばしで表示しているのです。

　早い話がインターレース方式に比べプログレシッブの方が
１画面あたりの情報量が２倍になる訳です。

　プログレシッブのソフトといえば、一番身近なソフトはＤＶＤ
なわけですが、（プログレシッブ対応のＤＶＤ再生機が必要）


■ハイビジョンｖｓプログレッシブＤＶＤ

　ではハイビジョン(1080I)とプログレッシブ(525P)の画質どち
らがキレイなのでしょうか。

　テレビよりＤＶＤを見る機会の多い僕はココが関心事。

現行の衛星放送ＢＳ９では水平・垂直解像度約600～700本，
プログレッシブＤＶＤでは水平・垂直解像度約450～540本程度
なので見た感じでもハイビジョンの方が高画質だと思います。

　なにせ通常の地上アナログ放送とくらべればハイビジョンは倍
のキメ細やかさですから当然です。

　地上波番組用に撮影された映像、つまり元々インターレース方
式のソフトであるＴＶドラマ等をＤＶＤ化した場合には意味があ
りません。

■なぜプログレッシブにこだわるのか？

　というわけでハイビジョンに軍配が上がってしまった訳ですが
今回、なぜここまで詳細にプログレッシブについて書いたかとい
うと、ＤＶＤもプラズマ（またはテレビ）の両方がプログレシッ
ブでなければ意味が無いからです。

　ですから取り合えず、ハイビジョン対応でさらにプログレッシ
ブに対応したプラズマテレビを購入するべしという事が伝えたか
ったのです。

■総論

　プラズマディスプレイを買う場合のチェックポイントは、色の
再現性に大きく関係している自社パネルなのか、専用の回路なの
かを判断するのもポイントですし消費電力やデザインそしてそれ
以外の小さな要素、たとえばパソコンの入力端子が前後にあるか
？ＢＳチューナー内蔵型かどうか等が上げられます。

　そのうちプレステ内蔵やＤＶＤ内蔵型のプラズマテレビも発売
になるのでしょうか？オールイン型なんてね。

　せっかく壁掛けテレビなのに、配線がみっともないと台無しで
すよね。６．１ｃｈサラウンドや機器も無線LAN方式でつないで
しまえばいいのでしょうが。

　とりあえず、ホームサーバー構想でパソコンにつないじゃうの
は手ですよね。
　
　しかしその前に、まずは大音響に耐えうる部屋または家が必要
ですが（笑）

　購入しようか？しまいか？カタログを眺めて、あれこれ検討し
て考えてる時間が至福の時間ですね。

あとがき-------------------------------------------------

　そもそも「プログレッシブ」という言葉には映像に関する意味
は含まれていません。ではなぜ使われ始めたのかといえば、それ
までインタレース(飛越し走査)のみだったものにチラツキの少な
いノンインタレースを加えたことで「プログレッシブ(革新的)」
と呼んだからにすぎないそうです。

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